東京にいる息子への仕送り

息子が大学生の時、お金に余裕がありませんでした。というか、お金に困っていました。
自営業なので、サラリーマンと違い毎月決まったお金が入るわけではありません。

息子は、東京の私立の大学の工学部に通っていました。
工学部は、文系の学部と違って毎日レポート提出とか忙しいので、アルバイトをしている暇もない時期もあるので、仕送りをしていました。それに加えて、年に2回の授業料を支払った後は、金欠です。

大学生になると、お金が掛かることが分かっていたので、子供たちが生まれたときに、其々に積み立てや保険等を掛けてかけていましたので、何とかそれでしのいでいましたが、大学三年目になると、それも底を付きます。

どうしても仕送りでは足りない時があったらしく、その時息子は学生でも借りられるローンに頼っていたようです。
息子も我が家の経済状況を分かっていたようで私たちに言えなかったようです。親からの仕送りが足りないせいで・・・と、本当に情けない親だと恥ずかしくなりました。

どうしょうかと悩んで、まずは生活費の切り詰めです。節電、食費等、節約に努めました。

また、近所の知り合いから、使っていない畑をタダで借りて、野菜を作りをはじめました。雑草をはやすよりは、野菜を植えておいてもらった方がいいらしく、春と秋には耕運機で畑を耕してくれるので、大助かり。

おまけに、機械で雑草も刈ってくれます。分からないことは何でも聞いて、見よう見まねで何とか、野菜を作ることができました。

お陰様で一年中、いろんな野菜が取れるし、畑を貸してもらっている農家さんの余って食べきれない野菜ももらうので、スーパーに野菜を買いにいかなくても済みます。体力はいるし、時間がかかりますが、仕事の合間に主人と二人で、せっせと野菜作りに励みました。

その結果、なんとか四年間乗り越えることができました。それとうれしいことに、野菜作りをして、毎日新鮮な野菜を食べているので、家族がみんな健康になったという、副産物まで、ついてきました。

息子が大学を卒業してやれやれと思っていたら、今度は大学院に行くというので、わー!!あと2年、頑張るか思いましたが、なんとか乗り切れました。

そして今も、野菜作りは続いています。息子は、今、結婚したい人がいるらしいので、結婚資金をまた作らねばと思っている次第です。